大内刈り② 片襟・帯を持って掛ける大内刈り

前回に引き続き、大内刈りの解説をしていきます。今回は正位置ではなく片襟や帯を持った大内刈りについての解説になります。

片襟や帯を持つメリットは2つあります。片襟のメリットは正位置と比べて非常に大内刈りに入りやすいという事です。帯を持つメリットは相手に対して深く繋がっているので投げに行く時に決めやすい事です。

ですが、デメリットもあります。片襟の場合は普通に入るよりも決めにくくなります(相手の体を制する面が小さいため)。帯持ちは相手に反応されやすく、そもそも入る事が難しいです。このデメリットを最小限にしつつ片襟や帯を持って入っていく方法をご紹介します。

①片襟大内刈り〜斜めのケンケンと応用使いの繋ぎ

片襟の大内刈りは、基本的に斜めの方向を意識して追っていきます。崩しも片襟側の肘を斜めに押し付けるようにして崩します。人間は斜めに追っていかれるのが一番弱いので、相手の小指側にケンケンして行くことを意識して追っていきます。

しかし中々斜めに追えない場面も多々あります(相手の警戒が強いため)。そこで、片襟大内から他の技に繋ぎます。具体的にはそのまま大外や背負いに移行したり、相手の重心が前に来たところでその他の前技に入る等です。やってみるとわかるのですが、片襟大内で相手は結構反応します。

②帯持ち大内〜フェイントと飛び込み

帯持ちの大内刈りは引き手側で帯を持つパターンと、釣り手側で帯を持つ2パターンあります。引き手で待つ場合は相手の体の側面につき、体勢を低くして追っていきます。これは相手のクロスグリップや片襟対策にも使えます。釣り手で帯を持つ場合は、ストレートに持ちに行っても中々持てないので釣り手を相手の頭側に持って行くフェイントをします。そうすると相手は反応して体が空くので理想は帯、そうでなくても背中を握ります。それと同時に大内刈りに飛び込みます。これはそのまま正面に追うことで相手は体の置き所がなくなり、対処がしにくくなります。

まとめ

今日は大内刈りの異なる持ち位置の2パターンの紹介でした。ぜひ意識して乱取りで使ってみてください!

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